がんを防ぐ12の生活習慣

12. 体を清潔に

国立がんセンター監修、(財)がん研究振興財団刊行の「がんを防ぐための12カ条」の12番目は、「体を清潔に」。シャワーや入浴で体を清潔に保つと皮膚がん、陰茎がん、子宮頸がんなどの予防につながるとのこと。

その根拠としてあげられているのが、イギリスの煙突掃除の人に陰嚢の皮膚がんが多く、その原因がすすの中に皮膚がんの原因物質があったからで、仕事後、体を洗うようになって皮膚がんが減ったという話。

200年前の。

あとは体を洗う設備の不十分な地域に子宮頸がんが多いという話。発展途上国の話っぽい。

体を清潔にすることが、がんだけじゃんく、皮膚病とか感染症とか、いろいろ病気の予防のためには効果あると思うけど、朝シャンして、抗菌滅菌グッズが売れる潔癖症なくらいの現代日本人に対して声高に注意するポイントではあまりないような。

200年前、煙突掃除でついたすすは体洗って落とすことができたけど、今の世の中、大気汚染やら残留農薬やら、発がん性がわかっているのにまだ使われている添加物やら、洗って落とせない不潔さが問題なんではないだろうか。

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2007年11月19日 | この記事のURLコメント(0)TB(0)clip!
がんを防ぐ12の生活習慣 | 皮膚がん予防・抗がん

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