海外ニュース:がん最新情報

がんと生活習慣最新情報

12月5日〜8日に、American Association for Cancer Research's Sixth Annual International Conference on Frontiers in Cancer Prevention Research(米国がん研究協会の第6回がん予防最前線第6回年次国際会議)が行われ、日々のダイエット(食事法)、エクササイズ、喫煙その他、どういう生活習慣を選択していくかによって、いかにがん予防力が向上できるのか、現時点でわかっていることが発表された。以下、報道された内容をまとめて紹介します。

禁煙した人における肺がんリスクと生活習慣

  • たっぷり野菜を食べて肺がん予防
    喫煙者で1週間に3サービング以下しかサラダを食べない人は、1週間に4サービング以上のサラダを食べる元喫煙者よりも肺がんに罹る率が約2倍。タバコをやめても野菜を1週間に3サービングしか食べない人は、肺がんに罹る率が高い。(こちらに関しては数値がみつからなかった。)

    サービングという概念は、日本人にはあまり馴染みがないけど、1サービングは、通常その食品を一度に食べる量のことで、食品によって、それが何グラムとか何カップとかは違う。詳しくは、私が書いた別サイトの記事、「サービングとは?」を参照していただくとして、野菜に関しては以下の通り。

    アメリカの1カップ=240ml ・生の葉野菜:1サービング=1カップ
    ・調理した葉野菜、葉野菜以外の野菜:1サービング=1/2カップ
    ・野菜ジュース:1サービング=3/4カップ

  • もっと運動して肺がん予防
    エクササイズはやっぱり重要で、ガーデニングする元喫煙者の肺がんリスクは、ガーデニングしない元喫煙者よりも45%も低い。

紫外線による皮膚がんにおける男女の違い

UV光線を照射して皮膚がん(扁平上皮癌: squamous cell skin cancer))を形成した雄のマウスは、同様に皮膚がんになった雌のマウスよりも、腫瘍広がるスピードが速く、悪化が激しい。

男性の方が女性よりも皮膚がんが多い理由は、これまでは男性の方が屋外で過ごす時間が長いとか、日焼け防止をしないからと考えられてきたが、今回の発表では、マウス実験によるこの結果が、一般的に男性の方ががんになりやすく、その理由は、男性は女性よりも全体として抗酸化レベル(酸化を防ぐ能力)、損傷を受けたDNAを治癒する 能力(スカベンジャー)が低いのかもしれないという仮説が有望としている。

禁煙成功率と人種

アジア人の実験結果がないんですが、アフリカ系アメリカ人は、白人よりもニコチンとニコチン副産物を代謝する酵素が少ないということが発見された。これは、アフリカン・アメリカンの喫煙者は、白人喫煙者よりも禁煙に失敗することが多い事実を説明する。

日本人で禁煙がなかなか成功しない人も、意志が弱いんじゃなくて、この酵素が少ないのかもね。

禁煙、いろいろ調べれば調べるほど、すごい大事なことだと思うので、そのうち、じゃぁ、どういう方法なら成功するのかとか、調べてまとめたいと思います。

【参照元】
American Association for Cancer Research (www.aacr.org): Lifestyle and Cancer Prevention: Making Choices that Change Cancer Risk

補足として、喫煙が肺がんリスクを上げるのは言うまでもない、、、といいつつ、アメリカに住んでいて、日本を訪れると、どうも喫煙の害についてマジメに考えられてないような気がするので、数字とともに

  • 肺がんの原因の9割はタバコ。
  • 1日40本吸う人の肺がんリスクは、タバコをすったことがない人の約20倍。
  • 1日20本吸う夫を持つ妻の肺がん死亡率は、吸わない夫を持つ妻の2倍。
  • 長期間にわたって吸うと害が大きい。(1日20本を40年間吸うのと、40本を20年間吸うのを比較すると、同じ本数でも前者の方が、肺がんになる確率が8倍)
でも、禁煙すると、24時間以内にいろんなリスクが減りはじめるので、何回失敗した経験があったとしても、自分の健康、大切な人の健康のため、禁煙にはチャレンジしてもらいたい。
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2007年12月10日 | この記事のURLコメント(0)TB(0)clip!
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