海外ニュース:がん最新情報

ブラックラズベリーに食道がんと大腸がん予防効果のエビデンス

健康のために果物と野菜を食べようというのは、昔から言われていることだけど、最新がん予防科学的視点からもそれは正しかった。世界で唯一のがん予防に関する包括的会議、第6回がん予防最前線年次カンファレンスを開催した米国がん研究協会が、12月6日に発表したニュース・リリース「Diet and Cancer Prevention: New Evidence for the Protective Effects of Fruits and Veggies」(ダイエット(食事法)とがん予防:果物と野菜の保護効果に新たなエビデンス(科学的根拠))では、具体的に3種の果物と野菜についてがん予防効果があるとしている。


その3つとは、ブラック・ラズベリー、ブロッコリー・スプラウトアブラナ科の野菜なんだけど、詳しくは、3記事に分けてアップします。まずは、ちょっと耳慣れないブラック・ラズベリーから。

ブラック・ラズベリーに食道がん予防と大腸がん予防の効果

侵攻の早いがんである食道腺がんになるリスクが30〜40倍にまで高くなるバレット食道(胃食道逆流性疾患 GERD gastroesophageal reflux disease: 胃酸と消化酵素が逆流して起きる食道の炎症)の男性患者に1日45g、女性患者には32gのフリーズドライのブラック・ラズベリーを26週間食べさせたところ、 58%の患者が酸化ストレスマーカー (尿中8-isoprostane) のレベルがダウン、37%の患者がグルタチオン-S-トランスフェラーゼ (GSTpi: 発がん物質や酸化物質をデトックスする酵素) の組織レベルを上昇といった大きな抗がん効果がみられた。

食道腺がんは、アメリカでは5年生存率が15%。症状を緩和する手段はあるが、このがんを治癒する方法で確かなものはないので、これはすごいビッグ・ニュース。

抗がん剤にせよ、新薬にせよ、がんを叩く西洋医学の手段には、強力な副作用がつきものなので、副作用のない「抗がん効果がある食品」の発見というのは素晴らしい。

食道がんの前がん状態である胃食道逆流性疾患は、BMI値が高いと悪化するので、ブラック・ラズベリーをよく食べるだけでなく、全般に植物性食品を中心にしたダイエットが推奨される。

ブラック・ラズベリーは、ブラックベリーとは別物で、和名はそれぞれクロミキイチゴとセイヨウヤブイチゴ。イチゴ、ベリー類は抗酸化物質を豊富に含むことで知られるが、ブラック・ラズベリーはブルーベリーの4倍のアントシアニンを含むそうだ。

がん予防のエビデンスもありで、これは積極的に食べたい。でも、売ってるの、見たことない。今回のニュースが大きく報道されたら、そのうち市場にも出回るようになるんでしょう。それまで待てないけど美味しそうなので、苗木か種が見つかったら是非、植えようと思います。

【参照元】
American Association for Cancer Research (www.aacr.org): American Association for Cancer Research's Sixth Annual International Conference on Frontiers in Cancer Prevention | Diet and Cancer Prevention: New Evidence for the Protective Effects of Fruits and Veggies(ダイエット(食事法)とがん予防:果物と野菜の保護効果に新たなエビデンス)

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2007年12月10日 | この記事のURLコメント(0)TB(0)clip!
海外ニュース:がん最新情報 | がん予防に効く栄養素と食品

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