海外ニュース:がん最新情報
がんにならない携帯電話の使い方
携帯電話用のアンテナとがんの問題に関しては、ロンドンで「Tower of Doom(破滅の塔)」とささやかれる携帯電話用の電波塔を携帯電話会社オレンジ社が5年の論争の末、撤去に応じるに至ったというニュースもあった。
この件、日本で報道されてないかもだけど、設置されたアパートで住人7人ががんになり、3人が死亡。多くの住人が頭痛やそのた健康障害をうったえていた。そして最上階では8世帯中5人がんになり、死亡した3人も最上階の住人。これは全国平均の20倍の高さという。
ここまでくると、携帯電話用アンテナがどのようにがんを起こすのか証明、解明されてなくても、因果関係があると考えるのが自然と思うのだが、同アパートに塔をたててるもう1つの携帯会社、ボーダフォンは撤去の予定はないという。
Dr. Sadetzkiは、今後、携帯ヘビーユーザーと子供のがんが増えていくのではと予測。今更携帯電話を使わないというのは難しいので、がんのリスクを抑えるために、次のような使い方、
子供の携帯電話の使い方については親が指導するよう提案している。
- スピーカーフォンの機能を使って話す。
- そうでない時でも、体から離して使う。
- 使用頻度、通話時間を減らす。
世の中便利を優先すると、いろいろ弊害もついてきて一長一短。がんは発病までに時間がかかるし、発がん要因が一つとは限らないし、何って特定してそれを証明することが難しいから、もっと安全な携帯電話とその仕組みの研究も進めてもらいたい。デザインがかわい〜☆とかって方向ばかりじゃなくて。
●Medical News Today: "Cancer-Cell Phone Link Found By Tel Aviv University Scientist" (http://www.medicalnewstoday.com/articles/97484.php)
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タグ: がん予防 癌 海外ニュース 健康 電磁波
2008年02月16日 | この記事のURL│コメント(0)│TB(0)│clip!
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